「ナスDのYouTubeチャンネルが更新停止しているのではないか」という噂が定期的にネット掲示板やSNSで浮上します。実際、数か月にわたって新規動画が一切アップロードされない空白期間が発生することは珍しくありません。しかし、この更新停滞には極めて明確な2つの物理的理由が存在します。
第一の理由は、1回あたりのロケが長期に及ぶことです。ナスDのロケは一般的なバラエティ番組の2泊3日といった生ぬるいスケジュールではなく、ヒマラヤ山脈の奥地や絶海の孤島で数週間から数か月単位で実施されます。通信インフラが一切存在しない地球の秘境に長期間滞在するため、ロケ期間中は動画のアップロードどころか日常の連絡すら遮断されます。
第二の理由は、素材の膨大さと編集への執着です。1回の遠征で回すカメラのデータ量は数百テラバイトに達し、その全素材をナスD自身が目を通した上で編集を指揮します。外部の制作会社に丸投げすれば定期更新は可能ですが、自身の美学に反する妥協を許さない姿勢が、結果として更新インターバルを長期化させているのです。
また、ナスDのYouTube収益の行方についても多くの憶測が飛び交っています。数千万回単位で再生されるチャンネルの広告収益は数千万円規模に達すると試算されますが、友寄氏はテレビ朝日の正規雇用社員です。したがって広告収益が友寄氏個人の銀行口座に直接振り込まれることはなく、全額がテレビ朝日の事業収入として計上されます。その莫大な収益は、億単位の制作費を要する海外秘境ロケや最新機材の購入費、番組制作費として還元されるサイクルが確立されています。