大会前日に発表される全国高校駅伝の都大路区間エントリーは、各校の監督陣による知略のぶつかり合いです。オーダーの組み方ひとつでレースの流れが一変するため、直前まで選手のコンディションや天候を見極めた調整が続きます。
男子の王道パターンは、エース級が集結する1区で先頭集団に食らいつき、国際ランナーや実力者が揃う3区(8.1075km)でリードを広げる戦略です。しかし、近年は層の厚い強豪校が増加したことで、あえて後半の6区・7区に準エースを投入して終盤で高校駅伝男子の順位を一気に押し上げる「後半重視型」のオーダーで成功を収めるチームも目立ちます。
女子では、1区(6.0km)でトップと何秒差で襷を渡せるかが生命線となります。1区で後手に回った場合、2区以降で単独走を強いられるリスクが高まり、総合タイムに大きな影響を及ぼします。