西条市街地から見上げる霊峰・石鎚山(標高1,982m)は、四国を代表する名峰ですが、その気象条件は平野部とは完全に別世界です。標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃低下するため、西条市中心部が気温20℃であっても、山頂付近は8℃前後まで冷え込みます。
登山を計画する際は、一般的な市街地予報ではなく、必ず石鎚山の天気と登山指数(A〜Cランク)を専門サイトで確認してください。山岳地帯特有の上昇気流により、午前中は青空が広がっていても、午後から急速に濃霧(ガス)が発生したり、激しい雷雨に見舞われたりすることが頻発します。
標高の高い成就社や土小屋ルートを目指す場合でも、防寒着・完全防水のレインウェア・エマージェンシーシートの携行は必須条件です。登山指数が「C(悪天候・強風のため登山に適さない)」となっている場合は、無理をせず日程を延期する勇気ある判断が命を守ります。