丸暗記に頼る勉強法を続けていると、試験本番の緊張下で「AとBのどちらが原因か」が記憶から抜け落ちてしまいます。定着率を飛躍的に高めるには、単語の成り立ちを理解するattribute A to Bの覚え方が極めて効果的です。
attributeという英単語は、ラテン語の語源に分解できます。
- ad-(〜の方向へ / 前置詞toに相当) ※後ろの音に引きずられて at- に変化
- tribuere(割り当てる・与える)
同根の単語には、分け与える「distribute(分配する)」や、共に与え合う「contribute(貢献する・寄与する)」があります。つまり、attributeの根本的なコアイメージは「ある対象へペタッとラベルを貼り付ける(割り当てる)」という動作です。
「生じた出来事(A)」という荷物を、「あの人の功績だ/あの出来事のせいだ(B)」という棚へ向かって運び、割り当てるイメージを描いてください。旧来の受験参考書に書かれている「AをBに帰する」という難解な日本語訳にとらわれる必要はありません。「AをBのものとして割り振る」という直感的なイメージを持つだけで、記憶の定着度は段違いに跳ね上がります。