お遊戯会の曲選びには、熱心な指導者ほど陥りがちな「3つの罠」が存在します。
- 誤解1:最新の流行曲を使えば必ず盛り上がるという錯覚
テレビやネットで流行している楽曲はテンポ(BPM)が130を超える高速なものが多く、幼児の短い手足では拍を取りきれずに動作が崩れがちです。原曲のスピードを85〜90%程度に落とした音源を用意するか、ゆったりとした別アレンジを採用する配慮が欠かせません。 - 誤解2:全員に全く同じ振付を強要することの弊害
運動発達には個人差があります。全員が一律の動きをこなすことよりも、メインで跳ねるグループ、簡単なステップでポーズをとるグループなど、役割を分担する立体的な構成にした方が、全体としての統一感と一人ひとりの輝きが両立します。 - 誤解3:劇あそび伴奏とダンス曲の分離
物語仕立ての発表会(劇あそび)において、劇中の挿入歌とエンディングのダンス曲に連続性がないと、子どもたちの感情が分断されます。劇の世界観にマッチした伴奏音楽やテーマ曲を一貫して用いることが、作品全体の没入感を高めます。