日本放送協会が誇る長寿コンテンツとして、NHK Eテレの朝夕のタイムテーブルに深く刻み込まれてきた本作。近年はその視聴スタイルが大きく多様化している。放送を見逃した層がNHKプラスで手軽にキャッチアップするだけでなく、Amazon Prime Videoなどの主要配信プラットフォームを通じて、全話を一気見するユーザーが急増した。
配信環境の整備によって起きた最大の現象は、「大人の再発見」だ。幼少期に親しんでいた世代が、改めてサブスクリプションで鑑賞し、「大人になって見ると、すぎるくんのストレスフリーな感情表現が羨ましすぎる」とSNSで発信。世代を超えた口コミが連鎖し、ファミリー層向けのアニメでありながら、カルチャー感度の高い層にまでその魅力が再評価されている。