甲子園観戦で最も気になる疑問が、「アイビーシートの屋根はどこまで届いており、何段目なら雨に濡れないのか」という点です。甲子園球場が誇る大屋根・銀傘(ぎんさん)は内野席上部を覆っていますが、座席の全域をカバーしているわけではありません。
現地取材と観戦データから導き出された結論として、雨を避けられるボーダーラインは「20段目前後」からとなります。ただし、無風の小雨でない限り、風の吹き込みを考慮すると実質的な安全圏は「25段目〜30段目以降」です。
段数ごとの天候への影響は以下の通りです。
・1段目〜19段目(下段エリア):銀傘の外側になります。雨天時は確実に雨が直撃するため、カッパやレインポンチョなどの雨具が必須です。また、デーゲームでは直射日光をまともに浴びるため熱中症対策が欠かせません。
・20段目〜27段目(中段・銀傘境界):通常の雨であればしのげますが、甲子園特有の浜風や強風を伴う雨の場合、前方から雨粒が吹き込んできます。
・28段目〜最上段(上段・完全銀傘下):強風を伴う荒天でない限り、傘やカッパなしで快適に観戦可能です。真夏のデーゲームでも直射日光を遮る日陰となり、快適度が格段にアップします。