今年、業界関係者を最も驚かせたのは、イタリアの老舗レザーブランドとのコラボレーションだ。上質な本革にシックなクロミのシルエットを型押ししたトートバッグやウォレットは、発表直後に予約枠が埋まった。可愛さを前面に出すのではなく、一見するとハイブランドのミニマルなレザーアイテムでありながら、細部にクロミのモチーフが潜んでいる仕様が大人層に刺さったのだ。
さらに、スマートリングやウェアラブルデバイスの専用カバーといった最先端ガジェットへの進出も著しい。デジタルライフの中に「推し」を自然に溶け込ませるプロダクトデザインは、日常に彩りと遊び心を求めるデジタルネイティブ層の必需品となっている。