投票理由の自由記述欄にあふれていたのは、ファンそれぞれの人生に深く根ざした熱い想いだ。「ドラえもんは単なる居候のロボットじゃない。日常の失敗や挫折を受け止めてくれる肯定感の象徴だ」という30代男性の意見は、多くの読者の共感を集めるだろう。
一方で、2位の野比のび太に対する熱烈な推薦文も引けを取らない。「勉強も運動もダメだけれど、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる心の温かさがある」。映画作品で見せる土壇場の勇気と、普段のポンコツぶりとのギャップに、大人になった今だからこそ涙するという声が急増している。完璧ではない二人が織りなす凸凹な友情こそが、現代社会を生きる人々の孤独や不安を癒やしているのだ。