だが、どれほど綿密に準備を重ねても、生放送のステージには魔物が潜む。大歓声が響き渡る「Mnet Asian Music Awards」などの大型アワードや世界ツアーの最中、ストラップが外れる、あるいは激しいターンでスカートがめくれ上がるといったアクシデントはゼロではない。かつて話題となった某トップグループの衣装トラブルでは、生配信中のカメラアングルと激しいステップが重なり、一瞬だけインナーラインが露わになる局面があった。
しかし、現代のK-POPファンやメディアの分析眼は鋭い。トラブル直後、YouTube上にアップロードされる高画質のファンカムやスロー映像が検証され、「スタイリストのミスか」「意図的な演出か」という議論が過熱する。真相の多くは、激しいアクションによる器具の損壊や、急速な衣装チェンジの焦りから生じた現場のハプニングだ。しかし、そうしたアクシデントすらもアーティストの臨機応変な対応力とプロ根性を証明するドラマへと変換されていく。