ふたりの距離を急接近させた最大のきっかけといえば、2016年にフジテレビ系月9枠で放送されたドラマ『好きな人がいること』だ。湘南のレストランを舞台に繰り広げられた王道の恋愛ドラマであり、爽やかなロマンチックコメディとして当時の若者を中心に社会現象となった。
実は、この作品以前にもモデルやタレントとしての共通の知人を介して面識自体はあったという。しかし、夏の海辺で行われた長期ロケを通じて、一気に心の距離が縮まった。炎天下のハードな撮影現場で、周囲への配慮を忘れない桐谷美玲の誠実さと、現場のムードメーカーとして常に明るい雰囲気を作り出す三浦翔平の気配りが、お互いへの深い信頼へと変わっていった。
劇中での切ない三角関係の演技とは裏腹に、カットがかかった後のバックステージでは息の合ったやり取りが繰り広げられていたという共演者の証言もある。まさにドラマのストーリー以上のドラマチックな恋の芽生えがそこには存在していた。