「同じ生地を使っても、選ぶカップによって膨らみ方がまったく異なる」という事実は意外と知られていません。モコモコ感を強調したい場合、100円ショップの製菓コーナーで手に入るアイテムの選び分けが大きな武器になります。
セリア・ダイソーのカップケーキ型比較を行った結果、モコモコ形成に最も適しているのは「マフィン天板に敷くタイプのグラシンカップ」または「厚手で筒型のストレートマフィンカップ」です。横に広がるテーパー角(傾斜)がついた柔らかいペーパーカップは、生地の重量で横に広がってしまい、上への立ち上がりが弱くなります。対して、ダイソーやセリアで販売されている厚手のクラフト製ストレートカップや硬質マフィン型は、側面の壁が頑丈なため生地のエネルギーが垂直方向へ集中します。
さらに重要なのが型への充填量です。通常のケーキは型の6〜7分目まで入れますが、キノコ型を目指すなら「型の8分目から8.5分目」まで大胆に生地を流し込んでください。型の縁ギリギリからスタートさせることで、加熱開始直後に生地が縁を乗り越え、綺麗なモコモコシルエットが形成されます。