参政党の原点を辿ると、中心人物である神谷宗幣代表が展開した「DIY政党プロジェクト」に行き着く。自ら政治に参加し、政党をゼロから作り上げるという斬新なコンセプトは、政治的無関心層や既存政党に失望していた層の心を掴んだ。彼らが掲げる「子供たちの未来を守る」「食と健康」「日本の国益を重視する」というスローガンは、親世代をはじめとする草の根の共感を急速に広げていった。
国政への足がかりとなった参議院議員選挙での議席獲得は、永田町の野党や与党勢力にとっても想定外の波紋を呼んだ。政党交付金や従来の組織票に頼らず、市民個人の寄付やボランティアスタッフの稼働によって支えられる構造は、従来の日本政治にはない新しい政治運動のスタイルを示している。