大阪のグルメマップを語る上で欠かせないのが、梅田エリアと難波・心斎橋エリアの猛烈な対立構造だ。それぞれの街で進化の方向性が大きく分かれているのが実に興味深い。
梅田エリアは、高層ビルのランドマークやラグジュアリーなホテル内に店舗を構えるスタイルが目立つ。シックなインテリアと洗練された接客で、ビジネス接待や特別な日のデート利用を完璧にターゲットにしている。一方、難波・心斎橋エリアは本場リオデジャネイロやサンパウロの熱気をそのまま持ち込んだような活気ある空間が特徴だ。陽気に肉を切り分けるシュラスケーロ(肉焼き職人)との会話を楽しみながら、ワインやカシャッサを傾けるスタイルのファンが多い。