萩原健一さんの女性遍歴の中で、今なお人々の記憶に強く刻まれているのが女優・いしだあゆみさんとの関係です。ドラマ『祭ばやしが聞こえる』での共演を機に交際へと発展した二人は、1980年に入籍。芸能界屈指のビッグカップルとして脚光を浴びました。
しかし、ショーケン いしだあゆみ 離婚理由の根底にあったのは、単なる性格の不一致にとどまらない、萩原さんの破天荒なライフスタイルそのものでした。結婚から約3年後の1983年、萩原さんは大麻取締法違反容疑で逮捕。さらに翌1984年には飲酒運転事故を起こし、業務上過失傷害罪で起訴されるなど、生活の基盤が大きく揺らぎました。萩原さんは自著『ショーケン』の中で、いしださんへの深い愛情と感謝を吐露しつつも、「自分の激情や狂気を受け止めさせるには、彼女はあまりにも繊細でプロフェッショナルな表現者すぎた」と述懐しています。家庭という枠組みに収まることのできないロックスターの業が、二人の関係を修復不可能な段階へと押し流してしまったのです。
また、萩原健一 子供 娘という視点において、彼が生涯で遺した実子は、小泉一十三さんとの間に生まれた長女ただ一人です。離婚後、娘の親権は母親である小泉さんが持ったため、萩原さんが父親として日常的に接する機会は限られていました。しかし、関係者の証言によると、萩原さんは遠くから娘の成長を常に気にかけており、自らの不祥事やスキャンダルが娘の人生に影を落とすことを誰よりも恐れ、悔恨の情を抱き続けていたとされています。後年、娘が成人した際には静かに祝福を送り、表立った家族関係を誇示することは決してありませんでした。不器用な父親としての矜持がそこに垣間見えます。