バットのグリップテープ巻き方完全解説!打撃が変わるプロの極意

バットのグリップテープ巻き方完全解説!打撃が変わるプロの極意

バットのグリップテープ巻き方完全解説!打撃が変わるプロの極意にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

ネット上のQ&Aや掲示板では「グリップテープは破れるまで替えなくていい」「太くしたいなら上からそのまま新しいテープを2重巻きすればいい」といった誤った情報が散見されます。しかし、用具管理の観点から見るとこれらは打撃フォームを崩す大きなリスクを孕んでいます。

誤解1:すり減っていなければ交換しなくてよい?
バットグリップ交換時期の判断基準は「破れ」だけではありません。表面のポリマー層が硬化してテカり(光沢)が出てきたり、雨や汗で内部のスポンジが潰れて弾力を失った時点でグリップ力は半減しています。練習頻度にもよりますが、2〜3ヶ月に1回、あるいは公式戦前のタイミングでの巻き替えが推奨されます。

誤解2:バットグリップを太くする巻き方の落とし穴
手首の返しを抑えて押し込みを強化するためにグリップを太くしたい場合、単にテープを2重に巻くだけでは重量バランスがトップライトに偏りすぎたり、握ったときのクッションが沈み込みすぎてインパクト時のパワーロスを招きます。太くカスタムする際は、市販の専用アンダーラップ(テーピング用下地)を必要な部分(タイカップ形状など)だけに下巻きし、その上から本巻き用のテープをテンションを均一にして重ねるのが正しい手順です。

なお、巻き途中でシワが寄ってしまった場合のグリップテープ巻き直しは、粘着面を痛めないよう「ゆっくり斜め方向に剥がす」ことで数回程度なら修正が可能です。ただし、一度強く伸ばし切ったテープは縮まないため、最初の1周でしっかりと角度を決めることが失敗を防ぐ防波堤となります。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

グリップテープのカスタマイズは、選手自身のバッティングスタイルや筋力段階によって明確に向き・不向きが分かれます。

【薄め(0.5mm〜0.8mm)への巻き替えをおすすめできる人】 木製バットへの移行を控えている高校生・大学生や、指先の繊細な感覚でバットヘッドを走らせたいアベレージヒッター。バットの重心位置をダイレクトに感じたいプレーヤーに最適です。

【厚め(1.3mm以上)や太巻きカスタムに慎重になるべき人】 手の平が小さいジュニア選手や、手首の柔軟なスナップを使って打つタイプの選手です。グリップが太すぎると指先がしっかりと回り込まず、握力に余計な力みが入ってヘッドスピードが低下する原因になります。手の平のサイズと握り心地のフィット感を最優先に厚さを選択してください。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。