日本の宝くじ発行と運営を裏で支えているのが、委託金融機関であるみずほ銀行宝くじ部と、地方財政の健全化を目的に組織された全国自治宝くじ事務協議会だ。両者が発表する事業報告や統計データからは、現代のプレイヤーがどのように宝くじと向き合っているかが浮かび上がる。
近年の集計によると、高額当選者の購入傾向において、バラ買いと連番買いの比率はほぼ拮抗している。かつては「億万長者になるなら連番一択」という風潮が強かったが、近年では分散投資的な発想でバラ買いを選ぶ層が急増した。特にデジタル化の波に伴い、窓口に並ぶことなくスマートに購入できる環境が整備されたことが、購入スタイルの多様化に拍車をかけている。