警察への届出と並行して、被害者自身が能動的に動くことで回収率を高める実践的な捜索ルートが2つ存在します。
1つ目は、自治体の放置自転車保管所の確認です。乗り捨てられた自転車は、各市区町村の放置自転車回収部隊によって日々撤去されています。撤去からシステム照会・通知書の発送までには1〜2週間のタイムラグが生じるため、盗難現場周辺や最寄り主要駅を管轄する自治体の保管所リストを調べ、電話や窓口で直接車体番号を照会することで、通知前に早期回収できるケースが多発しています。
2つ目は、メルカリやヤフオク!などのフリマ・オークションサイトでの転売追跡です。盗難から数日〜数週間の間に、同一地域や近隣県から「傷の位置が一致するフレーム」「特徴的なパーツ構成の完成車」が出品される事例は日常茶飯事です。検索条件に車種名やパーツ名を登録して新着アラートを設定し、もし該当する出品を発見した場合は、決して自力で犯人と接触しようとせず、出品ページのURLと魚拓を添えて即座に警察へ通報してください。