逮捕後、所属事務所であったプロダクション人力舎は、事態の重大性を鑑みて2015年12月29日付で高橋との専属契約を即座に解除。同時にキングオブコメディの正式な解散が発表されました。芸能人としてのキャリアは、この瞬間に事実上の完全終了を迎えました。
刑事裁判において、東京地方裁判所は2016年9月、高橋に対して懲役2年6月、執行猶予4年(求刑:懲役3年)の有罪判決を言い渡しました。被害者が多数に上る悪質な犯行であった一方、被害者の一部との間で示談が成立していたこと、前科がなかったこと、社会的制裁をすでに受けていることなどが考慮され、実刑は免れる形となりました。
判決から4年が経過した2020年秋、高橋は再犯を起こすことなく執行猶予期間を満了しました。刑法第34条の2に基づき、刑の言い渡しの効力は消滅しており、法的な意味での服役・保護観察下からは脱却しています。しかし、法的な責任を果たしたことと、社会的な制裁や教育現場を標的にした性犯罪類似行為に対する道義的責任の清算は、決して同義ではありません。