馬連の正式名称は「普通馬番号二連勝複式勝馬投票券」であり、こちらは純粋に馬の番号(馬番)で1着・2着を当てる。枠連と馬連は似て非なるものだ。頭数が8頭以下のレースでは枠連の発売自体が行われない点も押さえておきたい。
多くの競馬ファンは「馬連のほうが点数を絞れるし、配当も高い」と思い込んでいる。しかし、ここに強烈な市場の歪みが生じる。例えば、武豊騎乗の有力馬とクリストフ・ルメール騎乗の圧倒的1番人気が別々の枠に単独で入っている場合、実質的に「馬連=枠連」と同一の組み合わせになるケースがある。
それにもかかわらず、馬連に圧倒的な投票数が集中した結果、全く同じ組み合わせである枠連のほうがオッズが高くつく「逆転現象」が日常茶飯事で発生する。さらに、相手枠に別の馬が同居していれば、オッズが高い上に同枠の他馬までカバーできる。これを見逃す手はない。