連載開始から20年以上が経過した2026年現在も、AmebaブログのアーカイブやYouTube上の関連コンテンツには、日々新しいコメントが寄せられています。かつてリアルタイムで連載を追っていたファンが、自身の愛猫を看取った際に再びブログを読み返し、「もんさんやトメの最期に救われた」と書き込むケースも珍しくありません。
デジタル空間に刻まれた猫たちの記憶は、時間を超えて循環しています。若き日に『くるねこ』を読んで育った世代が大人になり、自ら保護猫を家に迎え入れる。あるいは、悲しい別れに直面した時に作品を開き、喪失感を癒やしていく。時が流れても風化しない物語の強靭さは、くるねこ大和氏が注いだ圧倒的な愛情の深さを裏付けています。