デジタル遅延証明書を利用する際、多くの人が見落としがちなのが「個人の乗車実績を直接証明するものではない」という点だ。小田急がWebで提供している証明書は、あくまで「その路線・時間帯において全体としてこれだけの遅延が発生していた」という事実を示す公示文書に過ぎない。
そのため、人事部や学校の教務課によっては「本当に本人がその時間帯にその区間に乗っていたのか」を確認するために、ICカード(PASMOやSuica)の乗降履歴や交通系アプリの利用明細の提示を合わせて求めてくる場合がある。トラブルを防ぐためには、遅延証明書の画像保存だけでなく、改札を通った時刻の記録やICカードの履歴印字などを併せて準備しておくのがスマートな対応と言える。