東京都消防庁をはじめとする各自治体の相談センターでは、専門的な知識を持った看護師相談員が24時間体制で電話対応にあたっている。必要に応じて救急専門医がバックアップに入り、高度な医学的判断をサポートする態勢も整えられている。
だが、現場の負荷は限界に達しつつある。1秒を争う緊迫した状況の中で、正確な聞き取りと冷静な判断が求められる過酷な環境だ。重大な疾患を見落とせない緊張感と、殺到する着信に追われる日々。救命救急医療の最前線を支えるスタッフたちは、限られたリソースの中で市民の命を守る努力を続けている。