油分とタンパク質を除去できた後も、油断は禁物だ。カカオ特有のポリフェノール成分が酸化し、薄茶色の色素沈着として生地に残ることがある。ここで真価を発揮するのが「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」と、アルカリパワーで汚れを緩める「セスキ炭酸ソーダ」のコンビネーションだ。
InstagramやYouTubeなどの家事・生活情報コミュニティで定番となったこのハイブリッド手法は、手強い残留色素を一掃する。洗面器に50℃程度の湯を張り、酸素系漂白剤と小さじ半分のセスキ炭酸ソーダを溶かす。弱アルカリ性の環境下で酸素の泡が爆発的に発生し、繊維を傷めることなく色素だけをターゲットにして分解するのだ。20分ほどつけ置いたあと、通常通り洗濯機で洗えば、元の白さが鮮やかに蘇る。