多くの方が最も懸念している「日本列島への上陸・直撃はあるのか」という問いに対し、現時点での気象データは「東海から関東地方への上陸確率が40〜50%前後、沿岸部をかすめて通過する確率が約40%」という緊迫した状況を示しています。仮に中心が海上に留まったとしても、台風の北側に広がる秋雨前線や暖湿流が刺激され、上陸の有無にかかわらず広範囲で大雨災害のリスクが跳ね上がります。
台風13号が最接近するピーク時期は、地域ごとに以下のようなスケジュールで推移する見込みです。
- 伊豆諸島・小笠原諸島:24時間以内から暴風・高波のピークに突入。最大瞬間風速45m/s超、うねりを伴う猛烈なしけに厳重警戒。
- 東海地方(静岡・愛知・三重):明後日未明から昼過ぎにかけて最接近。山沿いを中心に24時間降水量が300mm以上に達する恐れ。
- 関東地方(東京・神奈川・千葉・埼玉など):明後日の朝から夜にかけてが最大の警戒ピーク。通勤・通学時間帯と暴風域通過が重なるリスク。
- 東北太平洋側(福島・宮城など):明々後日の未明から午前中にかけて接近し、海上を中心に強風と高波が継続。
気象庁が提供する高解像度降水ナウキャストや雨雲レーダーの降水量シミュレーションでは、台風本体の雨雲が到達する前から、外側の「アウターバンド」や線状降水帯が形成され、局地的に1時間あたり50〜80mmの猛烈な雨が降る危険性が指摘されています。低地の浸水や土砂災害、河川の急激な増水には即座の警戒態勢が求められます。