「アフターは店外だからお金がかからない」という認識は、半分正しく半分は完全な誤解です。店舗システム上のチャージやサービス料がゼロである一方、店外で発生する実費に関しては、「誘った側の客が全額支払う」というのが夜の街における暗黙のルールとして徹底されています。
閉店時間は深夜0時から1時前後に設定されている店舗が多く、その時間から開店している飲食店は高級な深夜寿司、バー、焼肉店、あるいは個室カラオケなどに限られます。さらに、始発前に行動する場合はキャストの帰宅用タクシー代まで手渡すのが一般的なエチケットとされており、1回のアフターで発生する支出は決して安価ではありません。
夜職における店外コミュニケーションの形態と費用負担の実態について、客観的なデータ比較表に整理しました。
都内の高級クラブや大手グループキャバクラに所属する現役キャスト複数名への聞き取りによると、「終電を逃した後のタクシー代として最低でも1万円以上をスマートに封筒に入れて渡せるかどうかが、次回以降のアフターに応じる最低ライン」と口を揃えます。店舗への支払いが浮いたからといって、割り勘を提案したりチェーンの居酒屋に連れて行ったりする行為は、業界の作法としては著しく評価を下げる原因となります。