実名口コミサイトRettyや食べログに寄せられた数百件の投稿を分析すると、高評価の一方で「事前の想定と違った」と悔やむ声には一定の共通項が存在します。その最たるものが「熊本駅改札内グルメ」に関する誤認です。
東京駅や新大阪駅の感覚で「改札内に入ってからゆっくり食事を選ぼう」と考えて改札を通過してしまうと、深刻な事態に直面します。熊本駅の新幹線改札内にあるのは、コンパクトな売店(キヨスク形式の土産物・弁当販売コーナー)と待合スペースが主体であり、着席してフルサービスの食事を提供できる飲食店舗は極めて限られています。現地取材時にも、改札内に入った後でラーメン店や居酒屋が存在しないことに気づき、途方に暮れる旅行者の姿が散見されました。
もう一つの落とし穴は、休日のランチピーク時(12:00〜13:30)および夕方の新幹線集中時間帯(17:30〜19:00)における待ち時間です。人気ラーメン店やあか牛専門店では20分から40分の入店待ちが発生することが日常茶飯事となっています。新幹線の指定席を予約している場合、発車直前の慌ただしいタイミングでの利用は避け、最低でも乗車45分前には入店を完了させるタイムマネジメントが不可欠です。