ミッキーハウスの真骨頂は、英語にとどまらない圧倒的な言語ダイバーシティにあります。公式発表によると、現在店内では最大15言語の会話テーブルがスケジュールに沿って開催されています。
フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、中国語、韓国語、さらにはタイ語やアラビア語に至るまで、曜日や時間帯ごとに専門のテーブルが設けられています。日本国内でマイナー言語を学ぶ学習者にとって、実際に母語話者と対面で会話練習ができる場所は極めて限られており、ミッキーハウスはそうした語学愛好家の「聖地」としても機能しています。
さらに見逃せないのが、外国人が日本語を練習するための「日本語会話テーブル」が併設されている点です。日本語を真剣に学びたい留学生や在日外国人ワーカーが多数集まるため、「日本語を教え、相手の母国語を教えてもらう」という対等なランゲージ・エクスチェンジ(相互学習)の土壌が自然発生的に育まれています。教える側と教わる側という上下関係がないフラットな関係性こそ、本施設が長寿を保ち続けている秘訣と言えます。