大阪の花火大会2023年8月総力特集!淀川・猪名川の穴場と混雑回避策

大阪の花火大会2023年8月総力特集!淀川・猪名川の穴場と混雑回避策

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2023年8月の花火大会現場で最大の問題となったのは、花火終了後の帰宅ラッシュにおける群集管理でした。各鉄道会社の運行ダイヤおよび主要駅の入場規制記録を振り返ると、局所的なパニック一歩手前の過密状態が各所で生じていたことが分かります。

特に顕著だったのが、なにわ淀川花火大会終了後の最寄り駅アクセス混雑状況です。十三駅では東口・西口ともに改札前広場が人で埋め尽くされ、最大約90分の改札入場規制が発令されました。蒸し暑い熱気の中、駅前商店街一帯が身動きの取れない「人体の壁」と化し、救護車のサイレンが鳴り響く事態となりました。JR塚本駅も東口改札への流入が厳しく制限され、高架下の歩道は終演後2時間以上にわたって渋滞が続きました。

こうした混乱を避けるために有効だったのが、事前の迂回計画に基づくなにわ淀川花火大会混雑回避ルートです。現地取材班の検証で最もスムーズだったのは、以下の3つの分散ルートでした。

  • 阪神姫島駅・海老江駅ルート:河川敷から南西方向へ歩き、あえて阪急やJRを外して阪神本線・JR東西線を目指すルート。徒歩約25分を要するものの、駅構内での滞留時間はほぼゼロで大阪梅田や尼崎方面へ脱出可能でした。
  • 御堂筋線・阪急南方駅ルート:十三駅の反対方向である東側へ淀川通りを直進し、新大阪・なんば方面へ直結する地下鉄を利用。本数が極めて多いため、人の捌けが圧倒的に早い特徴がありました。
  • JR御幣島駅(JR東西線)ルート:塚本駅北側の混雑を避け、さらに15分ほど北西の地下駅へ歩くことで、混雑率30%程度の快適な車内にアクセスできました。

また、猪名川花火大会においても、阪急宝塚線の池田駅および川西能勢口駅周辺で激しい混雑が発生しました。特に池田駅側は商店街に屋台出店場所と営業時間が集中していたため、買い物客と帰宅客が交錯して大渋滞を引き起こしました。現場観察によると、池田駅から一駅手前の石橋阪大前駅まで約20分かけて歩いたグループが、最も速やかに着席帰宅を果たしていました。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。