手術の傷がふさがる期間は?治癒の全経過と抜糸・綺麗な傷跡ケアの真相

手術の傷がふさがる期間は?治癒の全経過と抜糸・綺麗な傷跡ケアの真相

手術の傷がふさがる期間は?治癒の全経過と抜糸・綺麗な傷跡ケアの真相に関するポイントを詳しくまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

Q1:腹腔鏡手術の小さな傷口に貼ってあるテープは、いつ剥がせばいいですか?
A1:手術室で貼られた医療用テープ(茶色いテープやステリテープなど)は、自然に剥がれ落ちるまで無理に剥がさないのが基本です。多くの施設では術後1〜2週間の初回外来までそのままにするよう指示されます。端が浮いてきた部分だけをハサミで切り、医師の診察時に状態を確認してもらいましょう。

Q2:抜糸が終わった後、傷口から少量の透明な液体や血が滲み出てきましたが再縫合が必要ですか?
A2:抜糸直後の糸の孔や、創縁のごく一部からわずかな浸出液が滲むことは珍しくありません。周囲に強い赤みや熱感がなく、微量であれば清潔なガーゼや絆創膏で保護して1〜2日様子を見ます。ただし、液体が止まらない場合や、傷口がパックリと割れて隙間が見えている場合は皮下組織の離開が疑われるため、速やかに執刀医の診察を受けてください。

Q3:退院後、傷口がチクチク痛んだり、かゆみが強くなったりするのは異常でしょうか?
A3:創部が塞がっていく増殖期から成熟期にかけて、切断された末梢神経が再生する過程や、肥満細胞からヒスタミンが分泌されることで、強いかゆみや刺すようなチクチク感が生じるのは正常な生理現象です。冷やしたタオルで患部を軽くクーリングしたり、医師から保湿剤や抗ヒスタミン剤を処方してもらうことで緩和できます。強く掻きむしる行為だけは厳禁です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。