サイヤ人編で地球を侵略しに来た冷酷な王子と、それを受け止めた下級戦士。二人の関係性は、ナメック星編、人造人間・セル編を経て複雑な葛藤を抱えながら変化してきました。
魔人ブウ編の序盤では、悟空への執着から魔導士バビディの洗脳にあえて身を委ね、破壊王子となって悟空と拳を交えたベジータですが、最終決戦の界王神界では悟空の戦いを見守りながら「お前がナンバー1だ!!」と独白。長年囚われていた劣等感とプライドを乗り越え、悟空の実力を真に認めました。
一方の悟空もまた、ベジータの誇り高き戦士としての矜持と鋭い知性を誰よりも理解していました。「最高だぜベジータ」という言葉の裏には、言葉足らずな二人が数々の死線を越えて築き上げた、唯一無二のバディとしての絶対的な信頼が凝縮されています。