ツイル(Twill)とは、織物の三原組織(平織り・綾織り・朱子織り)の1つである「綾織り(あやおり)」を指す英語です。生地の表面をルーペなどで拡大すると、規則正しい斜めの線(斜文線・ダイアゴナルライン)が走っているのが確認できます。
一般的な織物はタテ糸とヨコ糸が1本ずつ交互に交差しますが、ツイル生地はタテ糸(またはヨコ糸)が2本以上の糸をまたいでから交差します。糸の交差点が1段ずつ横にズレていくことで、視覚的にくっきりとした斜めの畝が生まれる仕組みです。
この組織構造により、糸の打ち込み密度を高めることができ、「しなやかな風合い」「品のある光沢」「型崩れしにくい弾力性」というツイル生地ならではの優れた特徴が生み出されます。