近くのガラス屋さん選びの落とし穴!緊急修理の費用相場と悪徳手口

近くのガラス屋さん選びの落とし穴!緊急修理の費用相場と悪徳手口

近くのガラス屋さん選びの落とし穴!緊急修理の費用相場と悪徳手口の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

ネット検索で上位を独占する多くのポータルサイトやリスティング広告では、「地域密着・ガラス交換即日対応」「最短15分で到着」といった魅力的なフレーズが並びます。しかし、業界の内実やガラス屋評判口コミを精査していくと、利用者が抱くイメージと現場の物理的制約との間には決定的な乖離が存在します。

都内で40年以上サッシ工事を営むベテラン職人は、取材に対して次のように現場の内実を語っています。

「お客様が『今日中に直してほしい』とおっしゃる気持ちは痛いほど分かります。ですが、現代の新築や築浅住宅の窓は、9割以上が断熱複層(ペア)ガラスです。ペアガラスは2枚のガラスの間に乾燥空気やアルゴンガスを注入し、専用工場で気密シールして作られる完全受注生産品です。採寸もせずにトラックに積んできた汎用品をその場で嵌め込むなど物理的に不可能です。もし『ペアガラスをその場で即日直せる』と豪語する業者がいるなら、それは単板ガラスを適当に嵌めて誤魔化すか、法外な突貫料金を請求する手口を疑うべきです。」

SNSや知恵袋等のコミュニティ上でも、「即日対応をうたう業者を呼んだら、現場で『このサイズは特注だから今日仮板を張るだけで4万円、本工事は後日別料金で8万円』と告げられた」「断ろうとしたら出張点検費とキャンセル料として2万円を請求された」といった被害体験が散見されます。

即日施工が成立するのは、職人が作業車に積載している「単板透明ガラス」や「単板型板(すり)ガラス」を作業車の荷台でその場で採寸・カットできる場合に限られます。高性能ガラスや網入り仕様の場合、初日は養生と採寸のみの「仮対応」となり、本施工は後日になるのが正常な工法なのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。