「野菜ジュースは意味ない」の真相!飲むと太る落とし穴とプロの結論

「野菜ジュースは意味ない」の真相!飲むと太る落とし穴とプロの結論

「野菜ジュースは意味ない」の真相!飲むと太る落とし穴とプロの結論を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

厚生労働省が提唱する「健康日本21」では、1日あたりの野菜摂取目標量を350g以上と定めています。「野菜1日分使用」と謳うジュースを1本飲めば、このノルマを達成できると信じている人は少なくありません。しかし、製造メーカー自身も注釈で「野菜の栄養をすべて補えるわけではありません」と明記している通り、野菜を食べることとジュースを飲むことはイコールではありません。

では、実際に生の緑黄色野菜を摂取した場合と、大手メーカーであるカゴメの主力製品をはじめとする市販野菜ジュースにはどのような栄養差があるのでしょうか。客観的な数値データをもとに比較検証します。

栄養素・項目生野菜サラダ(約200g)野菜100%ジュース(200ml)果汁入り野菜ミックス(200ml)食物繊維(総量)3.5〜5.0g(不溶性が主)1.0〜2.5g(主に水溶性)0.5〜1.5g(大幅に減少)糖質量3.0〜6.0g(極めて低め)12.0〜15.0g15.0〜22.0g(角砂糖4〜5個分)β-カロテン・リコピン吸収率が低い(約10〜20%)吸収率が極めて高い(2〜3倍)含有量は野菜100%より控えめ咀嚼による刺激あり(満腹中枢・消化液分泌)なし(数秒で胃に到達)なし(過剰摂取しやすい)総合的な評価基盤として必須の栄養源抗酸化物質の効率的補給源嗜好品(ジュース)に近い

データから浮き彫りになるのは、「生野菜の完全な代わり」という言説は誇張であるものの、すべてが無駄なわけではないという事実です。植物の強固な細胞壁は、破砕や加熱処理によって破壊されます。その結果、トマトに含まれるリコピンや人参に含まれるβ-カロテンなどの脂溶性抗酸化成分は、生で硬い野菜を食べるよりもジュースの方が体内に吸収されやすいという確かなメリットを持っています。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。