全国自動車標板協議会が定期的に公表する集計データを精査すると、普通自動車(登録車)と軽自動車の間には、ドライバーの属性や車両の用途に応じた明確な志向の差が浮かび上がってきます。自家用登録車では「格式や圧倒的な存在感」を求める傾向が強い一方、軽自動車では「親しみやすさや日々の安心感」を重視するユーザーが多いのが特徴です。
車のナンバー人気ランキングにおいて、登録自動車(3ナンバー・5ナンバー)の首位を争い続けているのは「1」および「8」です。これらは自己主張やリーダーシップの象徴と捉えられ、特に大型SUVやプレミアムセダンのオーナーから絶大な支持を集めています。それに続くのが「3」「5」といった奇数の単一番号、さらには末広がりの象徴である「8888」「8008」といったゾロ目・左右対称の並びです。
一方で、軽自動車希望ナンバー人気順位を観察すると、異なる潮流が確認できます。軽自動車市場で圧倒的な首位を走り続けているのが「2525(ニコニコ)」や「358」、そして「1122(いい夫婦)」です。ファミリー層や日常の通勤・買い出しに車を使う実用重視のオーナーが多く、威圧感よりも「幸福感」「家族の円満」「交通安全」をナンバーに託す心理がデータにも如実に表れています。