予定していた時期を過ぎても入金が確認できない場合、以下の5つの要因で審査がストップしている可能性が考えられます。
① 会社側の事業主証明の作成・提出が遅れている
本人が申請書を用意しても、勤務先が「労務に服さなかった期間の賃金台帳や出勤簿」を照合して証明書を記入・発送するまでに日数を要しているケースです。
② 医師の意見書や本人の記入欄に不備がある
療養担当者の意見欄における労務不能期間の日付の齟齬や、発病・負傷の原因欄の記載漏れなどがあると、保険者から確認のための返送や照会が発生します。
③ 休業期間中に会社からの給与支給がある
有給休暇の消化や休職手当など、給与の支払いがあった場合は傷病手当金の支給額から調整(減額)されるため、給与明細や賃金台帳の精査に日数がかかります。
④ 負傷原因が「業務中」または「通勤中」と疑われる場合
労災保険の対象となる事案は傷病手当金の対象外となるため、負傷原因の詳細な聞き取り調査が行われ、審査が長期化します。
⑤ 年末年始や連休明け、年度末などの繁忙期
5月の大型連休明けや1月、人事異動が重なる4月前後は申請件数が急増し、保険者側の審査処理自体に遅れが生じやすくなります。