Q1:変な夢で起きてしまった後、二度寝しても大丈夫でしょうか?
A1:起床予定時刻の直前であれば、二度寝は避けてそのまま起床することをお勧めします。起床直前の浅い睡眠状態で再び眠りにつくと、ほぼ確実にレム睡眠に入り、直前の不快な夢の続きやさらに支離滅裂な悪夢を見る確率が高まります。カーテンを開けて太陽光を浴び、メラトニンの分泌を抑制して体内時計をリセットすることが回復への近道です。
Q2:怖い夢や奇妙な夢を頻繁に見る時、市販の睡眠導入剤を服用しても効果はありますか?
A2:抗ヒスタミン作用を利用した市販の睡眠改善薬は、一時的な入眠困難には作用しますが、睡眠構造そのものを正常化するわけではありません。自己判断による連用は深睡眠を減少させ、かえって奇異な夢を増やしたり翌朝の持ち越し疲労を悪化させたりする恐れがあります。症状が続く場合は市販薬に頼らず、医師の診察を受けてください。
Q3:睡眠外来ではどのような検査やアプローチが行われるのでしょうか?
A3:初診では詳細な問診と睡眠日誌の確認が行われ、必要に応じて一泊入院による「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)」が実施されます。脳波、呼吸状態、筋電図、心電図などを一晩かけて同時計測し、悪夢障害、睡眠時無呼吸症候群、あるいはレム睡眠行動障害の確定診断を下します。治療には、夢の結末をポジティブな内容に意図的に書き換える「イメージリハーサル療法(IRT)」などの認知行動療法や、自律神経を調整する適切な投薬アプローチが選択されます。