住環境において「乾燥」と同じくらい頭を悩ませるのが「日当たり不足(日陰)」や「屋外での厳しい気候変化」です。設置場所のシチュエーションに応じた最適なセレクトを見ていきましょう。
「北向きの部屋・窓から遠い場所」に適した日陰乾燥耐性種
植物にとって光合成のエネルギーとなる太陽光が不足する場所では、吸水スピードが極端に落ちます。ここで一般的な植物に水を与えると、土が乾かず一気に根が窒息します。この過酷な条件下で日陰乾燥に強い植物詳細まとめとして専門家が推すのは、以下の3種です。
筆頭は前述のザミオクルカスですが、それに並ぶのが「アスプレニウム(シダ植物の一種だが乾燥耐性を持つニダスなど)」や「ホヤ(カルノーサなどサクラランの仲間)」です。ホヤは厚い多肉質の葉を持ち、半日陰でもゆっくりとツルを伸ばして成長します。暗い場所では「水をさらに控えめにする」という鉄則を守るだけで、数年単位の維持が容易になります。
庭やベランダを彩る乾燥に強い庭木とグランドカバー
屋外のガーデニングやテラス栽培では、強い日差しや冬の冷風に耐えるタフネスが求められます。ここで主役となるのが、地中海原産のオリーブユーカリ鉢植え育て方の定着です。オリーブ(ネバディロ・ブランコなど)やユーカリ(ポポラス、グニー)は、銀灰色の葉(シルバーリーフ)に強いワックス層を持ち、直射日光下の乾燥に抜群の強さを誇ります。鉢植えの場合、用土の水はけを7割以上(軽石や赤玉土主体)にして根腐れを防ぐことが成功の鍵となります。
地植えの庭園や花壇の足元を覆う乾燥に強い庭木とグランドカバーとしては、「クラピア」や「セダム類(マンネングサ)」、そして「ローズマリー(匍匐性)」が傑出しています。これらは一度根付けば雨水のみで青々とした絨毯を形成し、真夏の直射日光と水不足でも枯死することなく雑草の繁殖を抑え込んでくれます。