『夜明けのブルース』の爆発的ヒットは、音楽業界にとどまらず愛媛県松山市の観光行政をも巻き込む一大ムーブメントへと発展しました。2012年、五木ひろしはこの楽曲で見事に第54回日本レコード大賞「最優秀歌唱賞」を受賞し、同年の第45回日本作詩大賞で大賞の栄冠に輝きました。
この快挙を記念し、二番町と交差する松山のメインストリート・大街道2丁目アーケード内に記念の歌碑が建立されました。ヒット曲の歌碑がリリースと同年に設置されるスピード感は、日本の音楽史でも極めて稀なケースです。
歌碑に設置されたボタンを押すと、街中にあの印象的なイントロが流れ出します。アーケードを行き交う地元住民や道後温泉を訪れた観光客が足を止め、記念撮影を行う姿は今やすっかり松山の日常風景となりました。音楽が地域経済と観光を直結させ、街のブランド価値を高めた最高の成功例と言えます。