近年、昭和・平成レトロカルチャーの再評価とともに、集めたシールを専用のファイルにファイリングする「シール帳 コレクション」が大人世代を中心に再燃しています。SNSやコミュニティ掲示板で交わされるファンのリアルな声を集約すると、シール集めが単なるモノの所有を超えた精神的な癒やしとして機能している実態が浮かび上がります。
「仕事で疲れた日も、帰りにスーパーでチョコビを1個買って開ける瞬間だけは子どもの頃のワクワクが蘇る。かすかべ防衛隊のシールが出たらデスクの引き出しに貼って毎日の活力にしている」(20代後半・会社員女性)
「セリアで見つけたパステルカラーのしんちゃんシールをスマホケースに挟んでいたら、職場の後輩から『それ可愛いですね!』と会話のきっかけになった。主張しすぎないデザインがちょうどいい」(30代・公務員)
ファンコミュニティでは、100円ショップのトレーディングリフィルや無印良品のバインダーをカスタムし、歴代のチョコビシールを年代順・映画公開年順にアーカイビングする楽しみ方が定着しています。一枚一枚のシールが、当時のアニメの記憶や思い出と密接に結びついているからこそ、長期にわたる熱狂が維持されているのです。