この野心的なプロジェクトを結実させたのは、各業界のトップランナーによる異例のコラボレーションだった。全体企画とキャラクターの再現を担った株式会社バンダイ、クラウドAIの知能を構築した日本アイ・ビー・エム株式会社、そして精密なメカニカル設計と製造を担当したVAIO株式会社。三者の強みが寸分の狂いもなく噛み合った。
球体という極めて制約の多い内部空間に、重心移動による旋回機構や耳の開閉ギミックをギッシリと詰め込む。それを実現したVAIOの精密な金型技術と構造設計は、日本のエンターテインメントロボティクスにおけるひとつの到達点と言えるだろう。手に取った瞬間に伝わるズシリとした手応えと滑らかな駆動音は、所有する喜びを極限まで高めてくれる。