マスターカードを活用するにあたり、初心者が陥りがちな「誤解」と「決済のタイムラグ」について理解を深めておく必要があります。
第1の誤解は、「海外決済時の為替レートはカードを切った瞬間のレートで決まる」という認識です。実際には、現地店舗で決済端末を通した日(利用日)ではなく、加盟店から決済センターへ売上データが到着した「処理日(清算日)」の基準レートが適用されます。決済からデータ確定までに2〜4日程度のタイムラグが発生するため、急激な為替変動相場では数日後のレートが反映される仕組みを前提に行動する必要があります。
第2の盲点は、キャッシュレス決済チャージのポイント付与対象制限です。QRコード決済アプリやプリペイド型電子マネーへのクレジットチャージにおいて、Visaはポイント対象外だがマスターカードならポイントが付与される(あるいはその逆)といった、カード会社ごとの細かなルール差異が存在します。カード入会前には、自分がメインで使っている電子マネーへのチャージ還元率を規約で確認することが推奨されます。