冬の道東ドライブは、美しさと隣り合わせの危険が潜む。国道243号の峠道は斜面と急カーブが連続し、真冬には路面が完全にスケートリンク化する。一見すると湿っているだけの黒いアスファルトが、実はカチカチに凍りついたブラックアイスバーンだったというケースは日常茶飯事だ。
画面に映し出されるタイヤ痕の光り返りや、前走車の跳ね上げる雪煙の立ち上がり方を見逃してはならない。路面が光っていれば凍結のサイン、白く舞い上がる雪が少なければ圧雪状態だ。特に吹雪によるホワイトアウトは一瞬で巻き起こる。走行前にライブ映像で現地の視界状況を把握し、危険と感じたらルート変更や出発時間の延期を躊躇なく判断すべきだ。