発根プロセスをインテリア感覚で楽しめるのが水耕栽培の魅力です。作業を行う上で最も重要なのが種の上下の向きの判別です。アボカドの種は、尖っている方が「上(芽が出る側)」で、やや平らでザラザラした円形模様がある方が「下(根が出る側)」となります。
基本のセッティングでは、種の中央よりやや上部に3〜4本のつまようじを斜め下向きに均等に刺し、コップなどの縁に引っ掛けて固定します。種の底面から全体の3分の1から半分程度が常に水に浸かる水位を維持してください。深すぎると種全体が呼吸できずに窒息腐敗し、浅すぎると乾燥して休眠状態に陥ります。
身近な廃材を活用したペットボトル栽培も非常に機能的です。500mlのペットボトルの上部1/3をハサミで切り離し、飲み口側を逆さにして下部のカップに重ねるだけで、つまようじで種を傷つけることなく安定してセットできる専用容器が完成します。水は毎日1回新鮮な水道水に交換し、容器のヌメリを取り除くことが雑菌の繁殖を防ぐ鉄則です。