幼児期特有の心理として、「怖いけれど見てみたい」「不思議なものに触れてみたい」という強い好奇心があります。オバケという未知の存在は、多くの子どもにとって最初の恐怖対象であると同時に、最大の関心事でもあります。
アンパンマン版の大きな強みは、双子姉妹ユニットドリーミングによる伸びやかで明るいボーカルにあります。原曲が持つ軽快なリズムを崩さずに、アンパンマンのキャラクターたちが持つ安心感をプラスすることで、怖がりな子どもでも「オバケは怖くないんだ!」と前向きに受け入れられる構成に仕上がっています。
恐怖を笑いと楽しさに変換するエンターテインメント性が、何世代にもわたって支持される最大の要因です。