東京都が進める「日比谷公園再整備計画」の骨子が明らかになり、音楽関係者の間で大きな話題となっている。大正時代に開設されて以来、日本最古の本格的野外音楽堂として親しまれてきた日比谷野外大音楽堂は、構造の老朽化とバリアフリー対応の必要性から、いよいよ建て替えという大きな決断を下した。
現在の計画では、2026年より施設の本格的な一時休館に入り、解体・リニューアル工事が着手される見込みだ。長年親しまれたすり鉢状の客席配置やオープンエアの空気感を可能な限り保持しつつ、最新の音響設備と安全性を備えた新施設へと生まれ変わる。単なる老朽化対策にとどまらず、都市型公園の魅力を再構築する一大プロジェクトの一環として位置づけられている。