SNSや動画サイトで散見される「雨の日に洗車すれば、雨水で洗い流されるから拭き上げ作業をスキップできる」という主張。結論から申し上げますと、雨の日の洗車 拭き上げ不要の真相は「極めて危険な都市伝説」です。
放置してはいけない決定的な要因が、酸性雨 ボディへの影響と洗車の関係性です。日本の都市部や工業地帯周辺に降る雨は、大気中の硫黄酸化物や窒素酸化物を取り込んでおり、平均してpH4.5〜5.5前後の酸性を示します。さらに雨水には大気中の排気ガス微粒子や黄砂・PM2.5が溶け込んでいます。洗車によって一度リセットされた無防備なクリア層の上にこの雨水が滞留し、雨上がりの日光で急激に蒸発すると、強烈な化学反応を起こして塗装を陥没させる雨の日洗車 水垢・ウォータースポット対策の難敵「クレーター」を形成します。
また、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が蒸発残留することで生じる雨の日洗車 イオンデポジット予防の観点からも、洗車後に水道水をしっかり洗い流し、水分をクロスで素早く回収することは絶対に省略できません。雨の日に洗う場合でも、「作業終了後は屋根下やガレージへ移動して拭き上げる」あるいは「水滴を飛ばす簡易コーティングを併用する」手順が鉄則となります。