結論から述べると、「Sweet XO Good Grief 原宿竹下通り店」はすでに閉店しており、現在は実店舗としての営業を行っていません。カリフォルニア発のアジア1号店として2016年11月に鳴り物入りでオープンした同店ですが、数年間にわたるブームの頂点を経て、その役割を終える形で静かに幕を下ろしました。
店舗の歩みと閉店理由の背景には、大きく分けて3つの要因が存在します。
- コロナ禍に伴う原宿竹下通りの人流激変:2026年以降のパンデミックにより、竹下通りの主要顧客であった修学旅行生や外国人観光客、若年層の往来が激減。テイクアウト専門スイーツ店全体が極めて厳しい運営環境に直面しました。
- スイーツトレンドの超短サイクル化:原宿スイーツは「映え」の鮮度が命であり、流行のサイクルが2〜3年単位で激しく入れ替わります。ポップコーンから始まった同店も、哺乳瓶ソーダ、うんちアイス、レインボーチーズサンドと目まぐるしく主力を刷新し続けましたが、固定ファンが定着する前に次の流行へ移り変わる構造的課題を抱えていました。
- プロデューサー・しなこのネクストステージ進出:店頭に立って直接ファンと交流していた「しなこ」が、単なるショップ店員の枠を超えて全国区のトップインフルエンサー・アーティストへと急成長。活動拠点がYouTubeや音楽活動、別の大規模プロデュース事業へとシフトしたことが、ブランドの一区切りに直結しました。
かつて店舗があった東京都渋谷区神宮前1-16-6のテナントには、すでに別のテナントが入居しており、当時の看板や内装は残されていません。