スタイルアイコンとしての影響力も衰えるどころか、年々凄みを増している。ハイブランドのコレクションを着こなす優雅な姿から、洗練された日常着のスタイリングまで、彼女のファッションセンスは常に注目の的だ。
だが、人々が本当に惹きつけられているのは、服そのものではなく「それを纏う生き方」そのものだろう。若さを無条件に尊ぶ古い価値観に与せず、重ねてきた年月を凛とした美しさへと転換させていく姿勢。自分の足で立ち、自分の言葉で語る姿は、年齢にとらわれずに生きたいと願う現代人にとって、ひとつの鮮やかな道標となっている。