ジョシュ・ホーキンソンの凄みは、そのサイズに甘んじない規格外のプレースタイルにある。従来のセンタープレイヤーに求められたリバウンドやインサイドでのスコアリングはもちろんのこと、彼の真骨頂はトランジションのスピードと高いバスケIQにある。
自らディフェンスリバウンドを奪取するや否や、トップスピードでコートを縦断するボールハンドリング。アウトサイドへと広がり、高確率で沈める3ポイントシュート。ディフェンスの陣形を一瞬で読み切り、ペリメーターのシューターへ正確無比なパスを配給する視野の広さは、現代のビッグマンに求められる理想形そのものだ。
インサイドの肉弾戦で相手を圧倒しながら、オフェンスの起点としても機能する――この二面性が、対戦相手のスカウティングを無力化させている。止める手立てが見つからない進化系センターの完成形がここにある。